目玉焼き
目玉焼きは、水を入れてフタをするものだと思っていた。
どうやらそうでもないらしい。
そして、なんといっても目玉焼き!
わたしは、四分から五分、じっくり時間をかけて焼き上げます。
まずは、すこし多めの油(大さじ1くらい)をフライパンに入れて中火にかけ、
煙が出るくらいまで熱したところに卵を割り入れます。
ジューッと音がなり、
白身の部分にブクブクと大きな泡ができたら弱火にして約四分。
ここから、じっくり黄身と白身を育てていきます。
黄身は黄色いままで食べたいので、フタは絶対にNG!
白身のふちが茶色く色づいてきてもここは我慢。
そのうち黄身のまわりから、ほんのり色が薄くなってきます。
これは「黄身の底に火が通り始めていますよ!」というサインなので、
ハイッ、ここで火を止める!
黄身の上三分の一はとろーっと半熟で下三分の二はねっとり濃厚。
どうですか、この立体感のある食感!
(ツレヅレハナコ『食いしん坊な台所』より)
この通りに作って食べたら、ホントだ、立体感のある食感がうまし。